岐阜県の大野町のほうで一軒改築工事をしてます。
軸組みだけ残して、ほぼすべての内装を綺麗にするというTVでお馴染みのビフォーアフターレベルのリフォームです。
2階部分は耐震補強をしただけで新築時の構造と土壁のままでしたので小屋裏が露わになってました。
いかにもゴツイ野物の桁、梁がかかっておりました。
「祝上棟 昭和四十八年四月八日」と直接丸太桁に書かれてます。
こちらは多分
「竣工主 小森義澄 棟梁 牧村負吉」
と書かれてます。
昔の建物の棟札をみると皆一様に達筆です。
昔の大工の親方は木材を刻んだり、釘を打ったりする前に
習字の練習を一生懸命してましたね。絶対。
この力強い書のおかげで耐震等級が1階級上がってる気になれます。
耐震等級3+1で4ですね。ここは。
(※耐震等級4はありません)
投稿者:安田( 知)